ほんやら

「少女漫画家「家」の履歴書」週刊文春編 文春新書

■家を語れば生まれが見えるか?ちょっと覗きたいファン心理か?

 週刊文春の「新・家の履歴書」から一九七〇年代までにデビューした12名の漫画家の記事を編んだもの。
 編者いわく少女マンガの黄金期らしいが、誰の話なのかは下に列挙したので、気になる方をご覧ください。あとは人気連載ということで、間取りイラスト(アイソメ図)を見るのが好きな人は多いのかなぁ…。

 興味は、しかし間取りではなくインタビュー。
 庄司陽子先生は23歳から36歳まで不倫していて「一番いい時期をドブに捨てた」と自嘲し、山岸涼子先生はやはり不思議な体験をされてるなぁとか…。
(余談ですが、山岸先生が札幌で住んだ幌西社宅が「ボロ西社宅」と呼ばれるくらいにボロだったという話。今の読みは「コウサイ」のようで、そうフリガナがついてますが、当時は訓読みしていて「ほろにし」だったんじゃないのかなぁ?どうなのかな)



水野英子 石森さん・赤塚さんと共作したトキワ荘の部屋
青池保子 青池保子の生家 九三八平米の敷地でのびのび育つ
一条ゆかり 一条ゆかりさんが自ら設計した東村山の家 名作『砂の城』はここで生まれた。
美内すずえ アシスタントたちと雑魚寝したカンヅメ旅館の広間
庄司陽子 7L2DKの『生徒諸君!』御殿
山岸凉子 山岸凉子さんが中学二年生から21歳まで暮らした札幌の社宅
木原敏江 多くの名作を生みだした蓼科の「縞りんご山荘」
有吉京子 自ら設計デザインした小平市のアトリエ
くらもちふさこ 『いろはにこんぺいと』の舞台のモデルになった駒込の社宅アパート
魔夜峰央 サイタマ県民時代の仕事場
池野恋 池野恋さんの子供時代の家
いくえみ綾 今でも夢に見る岩見沢の3LDK


<2023/6/7>



別亭日常
-Bettty NOTE-


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